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コアディレクターの使命とは2

後日、が年を越して随分遅くなりました。11月にテクニシャンさんが一人辞めまして、元々人が足りないって文句言ってたのに、さらに輪をかけた状況に!このテクニシャンさんは私が来て初めて雇った人で(私の前任者が他大学に移る際一人テクニシャンを連れて行き、その穴埋めに雇われた人です)、かなりのシニアで、経験豊富で頼れる人だったのですが、シニアなせいもあって、腱鞘炎を起こしもうたくさんピペッティングはできないという状況になり、どうしたもんかと案じている間にたまたま他のラボでマネージャーのポストが空いて、そちらに移ってもらいました。良い移籍ではあるのですが、それからかれこれもう4ヶ月。すぐにでも欲しかった穴埋め要員はまだ募集すら出せていないというテイタラク。。。

 

と言っても何もしてなかったわけではなくて、お上からの許可が降りなかったんですー。過去形で書いてるので、一応今は許可が降りたことになってますが、HR(人事部)の正式な承認はまだなので(この下りに数週間はかかると言われてます。なんでかなー)、正直まだ半信半疑です。

 

元々私にスタッフを自由に雇う権限はないですが、この4年半でユーザー数も収支もかなり増やして、ついでに自慢すると今まで赤字だったコアを去年初めて黒にして、普通ならお上もすぐに穴埋めしてくれると思ったのですが、その考えが甘かった!

 

細かい話になりますが、うちの大学の場合、コアラボと言っても一つの組織ではなくて、コアによっては特定のデパートメントの所属になっていて、運営はそのデパートメントの経営状況や理念に依存し、必ずしも他のコアと同じ理屈が通らないんです。で、私のコアの所属するデパートメントがお金を使いすぎていて、そのとばっちりで、コアに出す人件費は認められないってことみたいです。コアを使うのはこのデパートメントの人だけではなくて他学部の人だっていっぱいいるので、道理にかなう話とは決して言えないですよね。その論理で文句言ったのですが、最終的には、その論点はスルーしつつ(なんでや!)、穴埋め要員を認めてもらうという口約束はしてもらえました。他の大部分のコアは大学直属で、増員はプロポーザル一つ書けば協議にかけてもらえるという話なので、私もそっちに移行したいのですが、構造改革という大ごとなマツリゴトに関わる自信と気力はあまりないです 笑。

 

というわけで、今うちのコアはかなりブラック。失敗する割合も増えてるので、あまり業務依頼はしない方がいいかも(失敗分の損失は、移籍したテックの給料分でトントンとは思いますが 苦笑)。

 

文句を言われる割合も増えて来てストレス指数もうなぎ上りですが、ここで負けたらいかん!と私利私慾に走れるだけ走る今日この頃です。次はその私利私慾の話でもしつつ、新規雇用の嬉しいニュースをお伝えできるといいのですが。。。